【感想】機動戦士ガンダム00 1期 2期 劇場版【ネタバレ有】

この機会に機動戦士ガンダムを見てみようってことで視聴していくことにした。次に視聴するのは・・・放送から10年経過しても『トランザム』で有名な機動戦士ガンダム00だ!

 

機動戦士ガンダム00は、武力による戦争の根絶を目指す私設武装組織『ソレスタルビーイング』を主軸に据えた作品。劇場版で完結する。

 

1st Season(1-25話)

最初から良い感じに物語が進んでいくもんだから、作業を中断した挙句にOPとED飛ばして続きを求めてしまうくらい続きが気になった。変に止まったりしないから本当に好感しかない。

 

5話頃から計画の要であるヴェーダの推奨するプランを無視したアレルヤの人命救助、戦闘中にコックピットを開けて敵に姿を晒し敵パイロットを確認する刹那の暴挙、物語の進行と同時に明らかになっていくマイスター達の過去や内面。キャラクター達が魅力的で素晴らしい。

 

もちろん機体も素晴らしいぞ。ガンダムはかくあるべしを持たない私からしたら違和感もなく楽しめる機体ばかりだ。映像に力を入れる余裕があったのか、映像が常に上質な点もグッド。使いまわしで萎えることもないから何も考えないで雰囲気を味わいながら見てるだけでも楽しめるくらいに良い。

 

中盤からは2期に向けて矢継ぎ早に盛り上げてくる。

 

追いつめられたガンダムマイスター達、擬似太陽炉搭載型ガンダムとトリニティの出現、計画に介入した監視者アレハンドロ・コーナーに掌握されたヴェーダ、同盟軍に襲われるソレスタルビーイングアレハンドロ・コーナーの介入で動けなくなったティエリアを庇って怪我をしたロックオン・ストラトス、発動されるガンダム掃討作戦、計画から離れて変化していくマイスター達、託された想いとトランザム・システム。

 

ちゃんと群像劇してるし、印象的な台詞もあるし、最高に良い感じだ。刹那の「俺がガンダムだ」「俺はガンダムになれない」なんて感じでキャラクターを象徴する台詞を入れてくるのも好き。

 

ひとつ残念だった点を挙げるなら、トリニティの扱いはもう少し丁寧だと嬉しかったな。登場は派手なんだけど、その後にやることが小物臭いし、死に様まで小物だったから・・・。

 

民間人を気まぐれに攻撃した事実を考えれば「ざまあみろ」の一言ではあるし、実に使い捨てらしい死に様なんだけれども、せめて主人公達の糧になっていただきたかったな~と思っちゃうんだよな~。雑に騙された挙句に拳銃で撃たれて退場なんて酷すぎるぜ!ざまあみろ! 

 

1期で特に良かったのは、ロックオン(ニール)かな。兄貴役で熱い台詞や熱い場面もあって本当に好ましいキャラクターだった。乗ってる機体が長距離戦用のデュナメスってところも良いね。あと最期の場面は本当に良かった。ニール・ディランディって人物を感じさせる死に様だった。あの場面は敵のサーシェスもらしい台詞を言うし、ニールもニールらしい台詞を言うし、お互いに声優さんの演技良いし、本当にお気に入りの場面になった。

 

2nd Season(25話)

期待を高めに高めて終わった1期の5年後。世界は自分こそが世界を導く存在であると考える自称イノベイターのイノベイド『リボンズ・アルマーク』の操る独立治安維持部隊アロウズによって弾圧や虐殺が行われており、世界の歪みはおさまっていなかった──といった感じで始まった。

 

お、おお・・・?面白いけど何か引っかかるぞ・・・。

 

最初に気になったのは機体。刹那機は強力な肩パッドを自由自在に操るMSになってるし、ティエリア機は真の姿設定引き継いでてヨッシャーって感じだったんだけど、後ろに堂々と顔があるもんだから私も敵兵よろしく変な顔でリアクションするしかなかった。ロックオン機とアレルヤ機は大丈夫だったけど、なんか違う、違うんだよ・・・そうじゃねえんだ・・・!!

 

次に気になったのは組織。

 

その成り立ちゆえに致し方なしとはいえ、反連邦組織カタロンの安っぽさが残念だった。中東らしい組織なんだけど、出るたびに水をさされた印象しかなくて、何とも残念な存在に見えてしまった。組織のトップが魅力的に見えず統率がとれている印象もなく、ソレスタルビーイングとは向いてる方向が若干違うし、映像は出なかったけど「カタロンの反連邦テロに巻きこまれて死亡した」という言葉が出てくるあたりで、テロ攻撃で非武装の民間人に攻撃していそうなところもな~。こんな微妙なテロ組織にするなら出さなくていいのに。私の中ではクーデター組にすら劣る存在だった。

 

組織の中心人物に惹かれる要素が何もない、強い意志や思想を持った存在が保護してるマリナ・イスマイールしかいない、かといって彼女は武器を持つ組織にいると受け身になって積極的に動く存在じゃない、存在感が薄いマリナの付属品みたいになってる、カタロンにスポットを当てるのかマリナにスポットを当てるのかハッキリして欲しい、せめて1期からいる軍人を早めに入れて欲しかった、もう本当に私にとっては困った存在だったな・・・。

 

独立治安維持部隊アロウズについても、物語に大きな影響を与える存在なんだから、もっと大きな存在感を持って欲しかったな~と思う。ソレスタルビーイング側が弱ってたから、こっちも致し方なしなのかもしれないけど、ソレスタルビーイングに引っ張られて存在感を失い、話の都合で酷い道化になってしまった印象を持ってしまって残念だった。明確な敵として示されたのに、ヒロシの演技も含めてサーシェスが光り輝いてみえるくらい存在感がなかった。

 

1期の終盤から色々あって変わっていったティエリアと、1期の頃から主人公と言っても過言ではないくらい主人公をしていたアレルヤ、それから映像面は文句なしに良かったんだけどな~。メメントモリ攻略戦なんて最高だった。

 

だから嫌いじゃないんだ。明らかに普通よりは良い。でも好きまでは届かない。1期は良かっただけに残念。2期って難しいんだろうな・・・。続きだったら違ったのかな~。

 

いざ劇場版へ

独立治安維持部隊アロウズ解体。再編成された地球連邦平和維持軍。新政府になってから2年後の世界。突如として現れた地球外生命体。早すぎる来るべき対話。

 

こ、これは・・・SFの波動・・・!!

 

ただでさえSFを感じさせる00の世界観に追加された宇宙起源生物、序盤から徐々に強まっていくSF的な妖しい雰囲気。嗚呼ッッ最高だぜ・・・。しかも映画だからギュッと詰めこまれていて畳みかけるように情報が入ってくる。惹きこまれてあっと言う間に終わってしまった。00の完結に相応しい作品だったと思う。ラストで外宇宙航行艦と宇宙探査用MSを出して良い余韻を残してくれてた点も大きく評価したいね!こういう続きが気になる興奮はいいぞ!

 

もちろん映像も良い。やっぱり劇場版の映像は最高だぜ。

 

戦闘面だと、刹那に続いて純粋種のイノベイターへ変革したデカルト・シャーマンの戦闘、ハレルヤの大立ち回り、ソルグレイブス隊の戦闘、最後の刹那が現れてからの全てを大きく評価したい。特にソルグレイブス隊のちゃんと味方機の後ろにいる敵を倒しながら戦っているところが好きでな~。そこからグラハムも無茶な軌道で敵を倒すし興奮した。最後の戦闘の音楽かかってからは卑怯なくらい格好よかったな。あと私は無双中前後にあるイカズチ線を描くシーンに弱いらしい。格好よすぎて痺れちゃったぜ・・・。

 

最後の刹那が現れてからのシーンはもちろんとして、「好きなのはビームを屈折させた!?」「学習しているんだ!」のシーンは敵の強大さを感じるから最高に興奮した。刹那とティエリアはこれと対話を試みるんだな~って考えるとより興奮した。

 

最後のマリナ・イスマイールと刹那のシーンも良い。これまで空気気味だったマリナの株が一気に上がったし、00の最後を飾るに相応しいシーンだったと思う。あのシーンは良かった。対話のシーンで見られるエルス達の故郷のシーンも良かった。圧倒的なSF雄大!大好きだぜ愛してる!!

 

機体も良かった。2期は微妙に感じたけど劇場版のMSは最高だった。マイスター達の機体は実に"らしい機体"で似合ってて格好よかったし、平和維持軍の機体も良い。特に新型のブレイヴは好みだった・・・。

 

嗚呼・・・本当に気持ちのいい作品だった。

 

まとめ

1期と劇場版は文句なしに最高だった。2期はちょっと好みじゃなかったな~。主な理由は上記にござる。これで2期も好みだったら最高の作品だと手放しで褒めたかもしれない。2期を褒めてる人もいるし相性が悪くて残念。

 

だから1期と劇場版は強く勧められるんだけど、1期だけじゃ何も解決しないし、劇場版は1期と2期の視聴を前提に進む物語だし、結局は全てを観るしかない。興味があるなら1期も2期も劇場版も全てを見てくれ全てを。綺麗な映像だと更に楽しめると思う。

【感想】機動戦士ガンダムSEED and DESTINY【ネタバレ有】

ちょっとした作業中の暇潰しに、機動戦士ガンダムSEEDと、その続編の機動戦士ガンダムSEED DESTINYを観ることにした。テーマは人種・民族差別・非戦かな。明確な答えは出ないから、そういう気持ちのいい終わりを期待する人との相性は悪い。なんとな~く面白い作品を見たい人に良いかも。使い回しが目立つ点と深く考えたら面白くない点はマイナス。

 

ガンダムSEED

正直に告白すると、私は昼ドラに出てきそうなフレイ・アルスターに振り回されっぱなしで、笑いながら「なんだこいつ」を連発していたので、途中から変な視点から見ていたと思う。イイハナシダナーって思ってると彼女が出てきて踏み潰していくんだ。格好いいモビルスーツだなー、熱い戦闘だなーって思ってると彼女が踏み潰して台無しにしていくんだよ。思わず「ふふ♪」ってなる。

 

彼女は凄いぞ。

 

1話から頭の悪そうな3人組の中心人物的な位置にいて性根の悪さを臭わし、脱出ポットから救出された後は1話から疑われる性根の悪さを存分に発揮し、ザフト軍に父親を殺された後は精神的に弱っていた主人公を復讐に利用すべく身体まで使って取り入り、あらゆる場面で喚き散らながら物語を引っかき回し、最後は善良なメインヒロイン的な扱いの中で輝きながら死んでいくんだ。

 

その存在の必要性を微塵も感じない事も含めて作中で最も輝いたキャラクターだった。お前がいるべきは昼ドラだよ。ここではないと思う。ガンダム悪女ランキングで上位に輝いた実力は伊達じゃない。ガンダムSEEDを見る時は、彼女の堂に入ったピエロも楽しんでくれよな。作中で最も人間味のある貴重なキャラクターだ。私はこの物語なら足を引っ張るから不要だと感じたけど、キャラクターとしての完成度は保証する。

 

何で人間味について言及するかって?他の主役達は途中から物語の大筋に引っ張られて人間味が消えたりするからだよ。特にキラについては脚本の能力を疑う領域。本気の殺し合いをしたと思ったら人間味のない賢者になっちまうのさ・・・。

 

ガンダムSEED DESTINY

DESTINYからの主人公、シン・アスカの扱いは凄かった。彼は、一言で表すなら幼稚な性格を助長され、そのまま性格の隙をつかれて利用され、前作主人公のキラが表に出てきた辺りで敵陣営に入り、最終的に作中最強のキラに落とされることすらなく、錯乱したと思ったらアスランに雑魚敵よろしくMSを破壊された。驚きの扱いである。唖然としちゃうね。

 

彼については終始『MS搭乗時の暴力』と『気に入った人間に向けられる限定的な優しさ』と『戦争と家族の死で生まれた悲劇的な要素』を強調するんだけど、何もかも過程をろくに描写しない、内面をろくに描写しないから、悪い意味で歪な存在にしか見えなかった。人によったら全てに(笑)をつけても不思議じゃない領域にいたと思う。お世辞でも私の価値観じゃ良いと言える脚本ではなかったな・・・。人間味のある貴重なキャラクターだったから、うまく料理したら良質で魅力的な主人公になったろうに。

 

彼に限ったことではないのだけれども、この作品は内面の描写が無いと言っても過言ではない程度に不足していたと思う。全体的に行動が唐突で違和感が凄かった。1人1人の内面、考え、その行動に到る理由、そのへんのことが大切な物語だろうに、そのへんの描写が・・・ない・・・。

 

他に気になった事は、作品全体から匂う明確なゴールはないけど何となくこういう話にしたい感、実力不足からくる話とキャラクター達の折り合いをつけられないから話に必要なそれっぽい動きをさせてしまった感、戸惑いや葛藤の表現であろう"でもでもだって"の下手な使い方と多用、このへんは本当に気になった。鼻につくと表現したい程度には。

 

ともかく、DESTINYは脚本でキャラクター達が色々と残念なことになっていた印象が強い。特に前作からの主要人物達は見るに堪えない領域にいた。 

 

まとめ

SEEDは普通に面白かった。特別に面白いと言える完成度はなかったけど、普通に楽しめる範囲の作品だった。そして、悪女フレイ・アルスターでもう一杯イケる。彼女の道化は堂に入っている。そんな彼女を中心に破滅を楽しむ視聴も含めるなら、一粒で二度美味しい両作の類だと言える。

 

DESTINYは残念だった。色々と酷すぎるの一言。特にシン・アスランカガリポンコツ具合は抜群の威力だった。序盤から私の精神にヒビを入れ、中盤に入る前にへし折ってくれた。まるで惹かれねえ・・・。前作から続いていることを考えれば物語の良さも欲しかったんだけど、残念なことに"雰囲気重視でそれっぽく"終わってしまい、静かに仰け反るしかなかった。キャラ崩壊とストーリー崩壊を同時にやるのはヤメテ!

 

両作共、気に入った作品が終わってしまった時の気持ちのいい余韻はなかったな~。モビルスーツは格好よかったし、設定は面白かったと思うから、もっと良い脚本で見たかったな。

 

で、気になったから脚本家の人について軽く調べた。

 

不出来な脚本を書いてしまった理由を十二分に持つ人だった。そもそも脚本家になるための勉強すらしていない。夫の手伝いをしていた程度。その後、パートでも始めようかと考えていた頃に夫に誘われて夫お抱えの脚本家に。まるで理解できない。脚本に対する姿勢もインタビューを見る限りは曖昧。そもそもTV作品の脚本は忙しい事をSEEDの前に経験していて、SEEDの脚本をやる気はなかったらしい。でも「私でも好き勝手にやっていいならやれる」みたいな雑な根拠で引き受けてる。慣れない作業に四苦八苦なんて一文まである。実力に見合わないであろう信念まで持っている。

 

脚本については壊滅的で当然だったらしい・・・。

 

違和感の理由はネットにあったのだ・・・。特に気に入らなかった"でもでもだって"に到る理由も理解できた。そりゃ実力不足だろうよ。映像作品ぜんぜんやってないじゃん。しかも言葉にしない世界が好きで、絵本のような世界を好んでる。そんな人が担当したらDESTINYになるよな・・・。

 

映像面の問題についても脚本の遅れで色々あったらしいし、監督と脚本の失敗から全て崩れていった作品なんだろう。答えがそこにあった以上、もはや考える必要もなし。う~ん残念!の一言で終わるとしよう。う~ん残念!

【吹き出物】食物アレルギーが発覚→除去を開始→現在【改善】

malboro.hatenablog.com

 

こんな具合にアレルギーを自覚して、検査をして、除去を始めた。今回は、それから現在までを記しておこうと思う。

 

食物アレルギーを自覚する前

自覚前、アレルゲンを大量に摂取する生活をしていた頃の吹き出物は本当に酷かった。大きくて痛い吹き出物が、ひたい一面、あご一面にできたこともあった。

 

医者に相談しても全く改善しなかった。ディフェリンゲル、ダラシンTゲル、他にも色々と処方されたと記憶している。途中で医者を変えたりしてみたものの、同じように薬をもらえるばかりで改善はなかった。 

 

食物アレルギーを自覚してから(除去開始)

吹き出物ではなく、蕁麻疹、異常な眠気、身体の重さ、動悸から食物アレルギーを疑って検査を受けて食物アレルギーを自覚。除去を始めることにした。

 

除去を始めた直後の私は、検査の結果を確認するためにセルフ食物負荷試験を実行していて、アレルゲンである可能性が高い食物も口にして確認していたから、この頃に大きな変化はなかった。

 

除去に慣れてきた頃から、少し数が減ったかな~とか、痛くないな~とか、今回は治り早かったな~とか、そのくらいの些細な変化があった。しばらくして、大きく改善していることに気づいた。真っ赤に膨れ上がった大きい吹き出物を見ることはなかったし、小さい吹き出物も以前と比べたら別物ってくらい治りが早くなった。

 

ネットでは「吹き出物やニキビとアレルギーに関係はない」と書いているし、皮膚科にいっても同じように説明された。だから、食物アレルギーの件で吹き出物に変化があるなんて思ってなかったんだけど・・・改善するものらしい。

 

この件について、私は詳しい話をすることはできない。医者じゃないからな。どうして改善したのか分かりゃしない。私は食物アレルギーの対策で除去をしただけだった。除去のために食事の内容を偏らせていたから、栄養状態は以前よりも間違いなく悪かった。まともに料理をする時間もなかった頃なんて、毎食フライドポテトを食ってたりしたからな。でも大きく改善した。謎だらけである。

 

最近の状態

1週間に赤い吹き出物が1個できるかな~程度。鼻炎で行動不能になると鼻にできることもある。私は『重い症状は出ないし、これから一生食べないままってワケにもいかないし、アレルゲンでも症状が出ない範囲で食べる』ことにしていて、完全除去はしていないから、全くできない状態にすることは不可能だと思う。でも、前と比べたら雲泥の差だから問題なしなし。

 

赤みも引きつつあって、順調にいけば目立たなくなるかもしれない。男だからある程度は許容されるし、人前に立つ仕事じゃないから、痕が残って目立っても平気なんだけど、印象は大切なものだからな~。可能なら順調に目立たなくなって欲しいもんだと思う。

  

私はこんな経験をしてきたから、何をやっても改善されない吹き出物ならアレルギーを疑っても良いと考えている。疑って、検査して、確かめて、何もなかったとしても、それはそれで別の原因であるとハッキリする。だから、深く悩んでいるようなら、試しに疑う事を提案したい。

 

ただ、相談するにしても、アレルギーのことで皮膚科に相談するのはオススメしない。アレルギーのことを相談するならアレルギー科にいるアレルギー専門医に相談しよう。なるの大変らしいよ。

www.jsa-pr.jp

 

 

ちなみに、看板にアレルギー科と書いていれば専門医がいるわけではないので要注意。看板は専門外でも書いていいことになっている。専門医って程に知識と実績がなくても書いていいのだ。酷い話だなあ・・・。

 

そんなこんなで、吹き出物ではない症状から始まったこの一件。この一件で私は、吹き出物で困った際に、食物アレルギーを疑う事の必要性を感じた。だから、吹き出物で困っているなら、食物アレルギーを疑ってみることをオススメする。

【アレルギー性鼻炎】食物アレルギーが発覚→除去を開始→現在【改善】

malboro.hatenablog.com

 

こんな具合に食物アレルギーを自覚して、検査をして、除去を始めた。今回は、それから現在までを記しておこうと思う。

 

食物アレルギー発覚前

医者からアレルギー性鼻炎で、原因になっているアレルゲンはダニやハウスダストだよ~と伝えられており、私はソレをそのまま受けとっていた。食物アレルギーの影響は考えてもいなかった。

 

この頃の症状は重かった。身体は重いし、目は痒いし、鼻水は滝のようだし、ティッシュを丸めて鼻に突っこみつつ1日大人しくしている感じだった。外に出て何かするなんて考えたくもなかった。

 

頻繁はそこそこで、早いと7日以内に1日行動できないレベルの鼻炎に襲われ、遅いと7~14日以内に襲ってくるといった感じだった。アレルゲンとなる食物を摂取すれば必ず発生していたワケではなく、まるで「アレルゲンが蓄積したから爆発しますね」と言わんばかりの襲撃を受けていたと記憶している。

 

この頃は現在のように前兆を感じることもなく、突然クシャミが出て、一気に鼻水が止まらなくなって、目も痒くなって、行動不能になるといった具合だった。ある程度の知識を持つ今、この頃のことを考えても、あれで食物アレルギーを疑うのは難しいなと思う。

 

食物アレルギー発覚後(除去開始後)

鼻炎ではなく、蕁麻疹、異常な眠気、身体の重さ、動悸から食物アレルギーを疑って検査を受けて食物アレルギーを自覚。除去を始めることになった。

 

除去を始めた直後の私は、検査の結果を確認するためにセルフ食物負荷試験を実行しており、アレルゲンである可能性が高い食物も口にしていた為、大きな変化はなかった。変化が始まったのは、このセルフ食物負荷試験に慣れ、大丈夫とダメの区別をある程度つけ終わり、食事の内容が安定してきた頃。

 

除去に慣れてきた頃から、異常な眠気、身体の重さ、動悸などが解消され、同時に鼻炎も一気に改善された。具体的には、14日以内には必ず~から「そういえば今月は鼻炎で苦しまなかった」と言える程度まで症状を抑えられた。

 

このへんになって、私の鼻炎の原因はダニでもハウスダストでもなく、食物アレルギー中心であることに気づいた。う、うーん・・・医者達に言いたいことはあるけども・・・最終的には気づかなかった私の失敗ってことなんだろうな・・・。

 

除去+αをしている現在

最近は食事の量を減らして食事の回数を調整する等も取り入れ、食事の管理は順調そのものだから、甘い管理で自爆するような食事をしなければ鼻炎で苦しむことはない。食事中に少し鼻がムズムズするかな~程度。ダニやハウスダストを原因とした鼻炎?1回もありませんなぁ!

 

ただ、症状の重さは相変わらずで、甘い管理で鼻炎が発生すれば目が痒いし、鼻水は滝だし、ティッシュを丸めて鼻につめて大人しく寝ているしかない。だから、最近はこれを改善するために動いている。アレルギーの症状を改善・緩和する効果が確認されている乳酸菌を摂取してみたりとか。せめて、少量の調味料なら大丈夫くらいの肉体は欲しいからな。ちょっと料理に紛れこんでた程度なら大丈夫な肉体は欲しい!!

 

そんなこんなで、吹き出物ではない症状から始まったこの一件。アレルギー性鼻炎で苦しんでる画面の向こうの見知らぬ人よ。食物アレルギーも気にしてみませんか。もしかしたら、マシになるかもしれんよ。

20代になってから今更感たっぷりに食物アレルギーを自覚した話

少し前、私は記憶のある限りで初めての蕁麻疹を経験した。起きたら頭以外の全身に広がっていて、異常に痒かったことを覚えている。その日の内に、近くの皮膚科へ行った。症状を確認され、質問に答えた。医者は少し考え、看護師と言葉を交わした後、私に「紹介状を書くので、今から○○(大きな病院)へ行ってください」と言った。行けというのなら行く他なし。大人しく礼を言って従うことにした。

 

指示に従って大きな病院へ行ったところ、皮膚科に案内された。医者は私の症状を確認した後、私に「軽くアレルギーの検査を受けてみる気はない?血液検査だから血をとることになるし、値段もちょっとするんだけど、僕はやったほうがいいと考えている」と言った。人生で初めて食物アレルギーの検査を提案された。少し迷ったけれども『必要だと考えている』なら受けようじゃないか。

 

この日に受けたアレルギー検査で、私は食物アレルギーであることを自覚し始めることになった。

 

しばらくして、体調を崩すようになった

検査を終え、少し経った頃だった。私は初めて、異常に眠い、身体が重い、なんて経験をすることになった。この症状は不定期にやってきては私を困らせた。対処を考えていたら、次は人生で初めての動悸を経験することになった。

 

なんとなく、食物アレルギーを疑った。

 

疑った理由は単純で、検査の結果を私に渡す時、医者が「蕁麻疹の原因、ハッキリしたことは言えないけれど、食物アレルギーの可能性が高いから」と私に言ったから。この時の私は、食物アレルギーでこんな症状が出ると知らなかった。でも、なんとなく、医者に言われていたことで「もしかして、食物アレルギーの症状なのかな」と思った。

 

私は、症状について調べることにした。

 

私が持つアレルギーについての知識は酷く偏っていた。ウケ重視で内容を選ぶTV等から入ってきた情報しか持っていなかった。だから改めて調べることにした。結果、私が悩まされていた症状は、食物アレルギーの症状に該当する症状だった。食物アレルギーの可能性は濃厚・・・。己の無知に呆れた。

 

他にも気になる症状があった。

 

何やら小さい頃から悩まされていた鼻炎や喘息まで症状の一覧に入っていた。鼻炎の原因について、医者達は「ダニとハウスダスト」と言っていた。喘息も同様で、医者からは「ダニとハウスダスト」としか言われていなかった。アレルギーと口にした医者はいなかった。周囲の人間も同様で、アレルギーを口にした者はいなかった。しかし、しかしだよ。これは、もしかしなくても、私は小さい頃からアレルギー体質で、鼻炎と喘息の原因もアレルギーで、誰も、私も、親も、身近な大人達も、学校の先生も、医者でさえも、気づかなかっただけなのでは。

 

確かめる他なし。観察を始めた。

 

観察の結果、症状を自覚するのは決まって飯を食った後で、30分から2時間後であることに気づいた。特に動悸と眠気と重さについては顕著で、何かを食べて30分経った頃から徐々に自覚し始めて、1時間経った頃になると動けなくなるといった具合だった。それからは、原因になっている食物を特定すべく、色々と怪しい食物を除去したりする生活を始めた。

 

症状が軽くなる場合があった。症状が出ない週があった。

 

私は、この動悸から始まった一件で『食物アレルギーであり、アレルギー体質である』と確信した。嗚呼......過去のことは確かではないけれども......もっと早く気づいていたら違った生活があっただろうな。恨む先もありゃしない。己の馬鹿を呪う程度か。残念というか、無念というか、言葉にならんな・・・。

 

検査キットの購入

食物アレルギーであると確信し、勉強しつつ自己流で除去を続けた。しかし、分かっていたことだけれど、自己流では症状が軽くなる程度の効果しかない。根本的な解決を望むなら病院以外に道はなし。そういうわけで病院に......いけなかった。

 

余裕ってのは大切だよな。

 

しかし病院に行けないからといって放置はできない。何かをしなければいけない。そこで、苦しまぎれにネットでキットを買って検査し、その結果を基に除去を行うことを考え始めた。少しは正確になるだろう。

 

問題は、こういう商品を購入したことがないってこと。

 

そこで、仲のいい友人と雑談程度の話をしてから購入を決めることにした。意外と話題としては良かったのか、二人して調べながら熱心に話をしていたと記憶している。話を始めてしばらく経った頃、友人は「俺、気になるから、試しに買ってみるわ。良かったら報告するから、それから買ってみたら?」と言った。うんうん、少し待ちたまえよ。話題を振ったのはこっち。それに色々と味わった後。お前が買うのなら私も買うのが道理だ。

 

我々の3万円は海の向こうへ飛んでいった。

 

私達はIgGの検査を選んだ。日本では見解の分かれる検査で、日本アレルギー学界と日本小児アレルギー学界は『このIgG抗体検査結果を根拠として、食物除去を指導すると、原因ではない食品まで除去となり、健康被害を招く恐れがある』として注意喚起をしている。要するに、日本じゃ検査の結果からうんぬんかんぬんまで何も保証できないから検査してくれないらしい。

 

IgG検査については、単純に『日常的に食べていれば高い数値になる』からダメらしい。確かに、そんな検査の結果を使って医者が食物除去を指導することはできないだろう。でも、私はそれでも構わなかった。私は医者ではないし、結果は私が私に対して使うものだ。原因になっている可能性の食物が挙がるなら関係ない食物が入っていても良いじゃないか。それに、結局のところ、IgE検査でもIgG検査でも、結果を見ながら食物負荷試験で試さなければ正確なことは分からないのだ。なら、IgGの検査でも問題はない。

 

それに、ここでIgGを調べておけば、病院でIgEを調べてもらった結果と、キットで入手したIgGの結果、両方の結果を持つことができる。悪い話ではないだろう。アレルギーは、少し調べるだけでも答えの出ない話であると理解できる。ならば、情報は多い方がいい。

 

そういうわけで、私は『IgGの検査は眉唾』を前提にIgGの検査を受けることにした。

 

検査の結果が届いた

しばらくして検査の結果が届いた。

f:id:Malboro:20170604085940j:plainf:id:Malboro:20170604085938j:plain

うう~ん・・・。最初に、蕁麻疹の後に発覚した、私に冷や汗レベルの腹痛と嘔吐をプレゼントしてくれるイカが反応していない点が気になった。これは病院でやった検査でも反応していなかった。両方の検査で、検査前の2ヶ月間はイカを食べていなかったから、どちらの検査も食べなきゃ反応しないってことなのかもしれない。これは今でもハッキリしていない。なんにせよ、アレルギー側の圧倒的優位と食物負荷試験の重要性を感じる。

 

その他も見ていこう。

 

全体的なことから言えば、本当に食べちゃダメなら嘘だと言ってほしい内容になっている。乳製品ダメ、卵白卵黄もダメ、麦もダメで、筍/ピーマン/モヤシまでダメ。う~ん・・・確かにこの結果を全面的に信用して、全てを食事から除去したら何も食べられないかもしれない。

 

今回は情報を基に食って確かめるから問題ないがな!

 

とりあえずは、この検査で引っかかった食物を一つずつ、普段から食べているものに限定して、セルフ食物負荷試験を実行していくことにした。食物負荷試験、アレルギーの症状を考えたら軽度でも自分で行うべきではないと思う。重度の症状が出た場合のことを考えたら怖いからね。医者が聞いたら怒ること間違いなしだと思う。でも、そんな事言ってたら、私は前に進めないんだ。今回は愚かであると言われても食べて確かめる。

 

それから数ヶ月

ひたすらにセルフ食物負荷試験。食っても大丈夫な食物と、食ったらダメな食物を探した。念のため、試すのは家族のいる時間を選んでやった。ある程度判別がついてきたら、大丈夫だと判断した食物を中心にした。結果はこんなところだった。

  • 動悸、異常な眠気、身体の重さは"自覚できない程度"になった。除去とセルフ食物負荷試験を始めてからは経験していないと言っていい。
  • 鼻炎は週1から月1になった。でも症状が出たら相変わらず24時間くらい続くし炎症中は何もできないくらい重いまま。それでも月1になったことで随分と良くなったと感じる。
  • 喘息は曖昧な状態になった。何もしなくても喘息に襲われた秋でも大丈夫なくらい改善した。しかしアレルギーとは関係ない運動性の喘息は相変わらずで、運動したら肩で息をするはめになる。

結果は上々で満足。これは現在も同じ状態。鼻炎については、何やら前兆のような違和感を感じるようになった。そこで食べるのを止めたらクシャミ程度で、食べ続けたら鼻炎になるといった具合。よくわからない。

 

他の変化もあった。 

 

この数ヶ月間で、正確に言えば恐らく蕁麻疹の頃から、さっきの画像で0から1だった食物で腹痛や吐き気を感じるようになった食物が現れた。それは大丈夫だった食物で、確認したから警戒なしに食っていた食物だった。突然腹痛と吐き気に襲われてダメになったことに気づいた。この突然ダメになる現象は今も続いている。

 

病院じゃないとダメ?

私のように、アレルギーと積極的に向き合い、キットを購入して、結果を見て、セルフ食物負荷試験をやり、食事事情を改善していっても良いとは思う。しかし、私は病院に行くことを推奨したい。食物アレルギーの疑いを感じた友人がいたら、私はキットではなく病院を勧める。私も近くに病院があって時間と金が許すなら病院へ行く。

 

可能なら専門知識を持つ人のところへ行こう。

 

ただ、近所にないとか、金がないとか、時間がないとか、事情があって私のように自分で対応するしかないのなら、私のように行動してみるのも良いと思う。一応、そういう人のために、買ったキットを貼っておく。体験談みたいなものは、商品のレビューをする記事じゃないから、リンク先で確認してほしい。レビュー数91で星4.1だから好評かな。

この検査について私から注意点を挙げるなら、この検査は上記に書いた通り『日常的に食べていれば高い数値になる』らしいから数値が高い=除去すべきではないってこと。数値が高いもの=強く疑ってかかるべき食物くらいの感覚。

 

次に、血液検査は万能ではない。IgEでもIgGでも同じこと。私は両方でイカの数値が低かったけど、食べたら冷や汗レベルの腹痛を味わった後に嘔吐するし、他にも同じような食物がある。

 

最後に、この検査はアレルギーと積極的に向き合い、結果を見て除去を試みたりするために受けるもので、なんとな~く受けても良い結果にならない。私の弟がその口で、受けただけで何もしないから何も改善していない。受けたら結果を基に行動するの大事。行動したいって気持ちになってから受けるくらいの勢いでもいいと思う。

 

そんなこんなで、記事はこれで終わりだ。健康に生きような。